外壁塗装では屋根も同時施工してお得に?メリットや節約方法を解説!

公開日:2025.3.10 最終更新日:2025.3.28

新築から10年ほど経ったり、以前の外壁塗装から年月が経ったりすると、色褪せやさまざまなトラブルが気になるようになります。また、今はトラブルがなくても、トラブルを未然に防ぐメンテナンスとしても外壁塗装は欠かせません。しかし、外壁塗装にはコストもかかります。

 

そこで本記事では、外壁塗装をする際に屋根塗装を同時に行うメリットを解説していきます。お家のメンテナンスを節約する方法も紹介するため、外壁塗装を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

目次

外壁と屋根を同時に塗装するメリット

外壁塗装を実施する際、屋根塗装も同時にするのには、どのようなメリットがあるのか、ポイントごとに解説します。

コスト削減の効果

外壁塗装や屋根塗装の工事では、高所の作業もあるため、ほとんどの場合、足場を組んで作業します。塗装工事では、足場組みにも料金が発生し、足場代だけでも20〜30万円ほど必要になるケースも少なくありません。外壁と屋根を同時に塗装すれば足場組みが一度で済むため、トータルで考えた際、コスト削減に効果的といえます。

 

また、足場組みのように大きな金額が必要な工程以外にも材料費や養生、清掃費、産業廃棄物処理費なども1度の工事にすることでコストカットが可能になるでしょう。

時間の節約

外壁と屋根を同時に塗装することで、作業時間を短縮することも可能です。時間短縮のポイントは、足場組みを1度で済ませられることのほかにも、外壁塗装や屋根塗装は似た作業も多く、それらの作業を同時に進めた方が、進行がスムーズになるところにもあります。

 

具体的な作業時間の目安として、一般的な2階建ての戸建住宅で外壁塗装をする場合約14日間、屋根塗装をする場合には約10日間程度かかります。しかし、同時施工であれば20日程度に短縮が可能です。そのため、時間の節約にも同時施工は有効な方法です。

一貫したデザインの実現

外壁塗装、屋根塗装のいずれも、塗装で使用する色は、今と同じものを選ぶ必要はありません。そのため、トレンドに合わせたり、イメージチェンジをしたりするのもよいでしょう。

 

しかし、外壁と屋根を別のタイミングで施工した場合は、工事しない方の色との調和を意識した色やデザインを選択せざるを得ません。そのため、同時に施工すれば外壁と屋根のカラーのバランスをみて、新たな雰囲気やデザインを楽しめるようになり、選択の幅も広がります。

依頼者の負担軽減

外壁と屋根の塗装工事を同時に進めるのは、工事の作業を効率化させるだけでなく、依頼者側の負担や手間を減らして、効率よくお家のメンテナンスができることにもつながります。

 

外壁塗装や屋根塗装をするには、業者選び、見積もり取得、打ち合わせ、必要に応じて工事の立ち会いなどが必要です。それを2度行い、かつ定期的に行うのは依頼者にとっても負担となるでしょう。そのため、同時に実施してしまうことで、これらを一度に済ませれば、負担減になります。

長期的なメンテナンスの利点

依頼者の負担を減らすメリットにも関連しますが、外壁塗装も屋根塗装も10〜15年程度に一度のタイミングで必要な工事です。しかし、2つをバラバラのタイミングで実施すると、数年に一度は何らかの塗装工事をしなければいけなくなり、手間もお金も都度必要になります。

 

そのため、同時施工してまた次も同じタイミングで同時施工するサイクルをつくれば、長期的なメンテナンスとしてもメリットがあるといえるでしょう。

 

外壁と屋根の同時塗装のデメリット

外壁と屋根の塗装工事を同時に進めると多くのメリットがあります。一方で、デメリットはどのようなデメリットがあるのかご紹介します。

費用が高くなる可能性

同時施工のメリットとして、2度必要な作業を1度に済ませることによって、トータルコストを削減できると解説しました。しかし、同時に工事するということは、一度の費用がそれだけ高額になるということも、把握しておかなければいけません。

施工期間中の不便さ

費用面のメリット・デメリットがあるのと同様に、工期に関しても何度も工事するより、煩わしさを減らせますが、外壁と屋根の同時施工では、単体工事よりも一度の施工期間が長くなります。

 

しかし、工事期間中、毎日大きな音がしたり、ニオイが気になったりするわけではありません。事前にどの日に何の作業があるかを確認して対処しましょう。また、工事の立ち会いについても毎日必要になるわけではないため、こちらも在宅が必要になる日をあらかじめ聞いておいてください。

気候条件による影響

塗装工事では、天気の影響が工事日程や作業に大きく影響します。塗装や塗装した面を乾燥させるには、雨が降っていない日に作業する必要があり、悪天候の日は作業を延期せざるを得ません。そうすると、予定していたよりも工期が延びてしまうことがあります。

 

同時施工する場合、工事期間が長くなる分、気候の影響を受けて工事が延期する可能性も多くなります。工期を延ばしたくない場合、雨の多い梅雨や台風のシーズン、日照時間の少ない冬場の依頼には、注意が必要です。

色や素材選びの難しさ

外壁と屋根を同時に工事する場合、選択する色や素材、デザインに統一感を持たせられるメリットがあります。しかし反対に、同時に外壁と屋根のことを決めなければいけなくなるため、選択肢が広がり、なかなか決められなくなる方もいるでしょう。

 

不安に思うことは、業者の担当者にもアドバイスをもらって、検討してみてください。

 

外壁と屋根の同時塗装に適した時期

先にも解説したように、塗装工事では、天候の影響を受けやすく、悪条件が続けば工期が伸びる場合もあります。

季節ごとのメリット・デメリット

以下では、外壁や屋根の塗装工事に適した時期などについて解説します。

【春・秋】

どちらも雨が少なく、気温も安定しています。日照時間も比較的長い時期であるなど、天候に恵まれる季節のため、塗装工事に適した季節です。ただし、その分依頼が多くなる時期でもあるため、依頼しても希望のタイミングで工事ができなかったり、工事費用が高くなったりする可能性があります。

【梅雨や台風の時期】

先述の通り、雨天になることが多く、工事に遅れが生じやすい。

【夏・冬】

夏は気温が高くなり、塗料が揮発しやすくなるため、気泡が入りやすくなります。また、作業する職人の体調や安全を考慮してこまめに休憩時間を取る必要があるため、作業できる時間にも影響が出る可能性があります。

 

一方で、冬は気温が低く塗料の乾燥に時間がかかります。また、日照時間が短いため、乾燥に時間を要するだけでなく、作業できる時間が限られる場合もあります。

適切な施工条件

上記のことを踏まえると、外壁塗装や屋根塗装に適切な時期は、気温が安定していて、雨の少ない時期となります。破損部分が見られるなど、早急な対応が必要でない場合は、ベストシーズンを狙って依頼することを検討してみましょう。

 

ただし、ベストシーズン以外に依頼した場合も、必要な作業は丁寧に実施されるため、安心してください。

気象情報の重要性

塗装工事をするためには、一般的に季節を問わず気温が5度以上あり、湿度は85%未満である必要があります。また天気は、晴れか曇りの雨が降らない日を選びます。

 

そのため、施工業者は翌日以降の気象情報をこまめにチェックして、必要に応じて工事の計画を変更します。工事の休止や延期は事前に相談が入りますが、自身でも工事期間は気象情報をチェックして、急なスケジュール変更にも柔軟に対応できるようにしておきましょう。

 

外壁と屋根を同時に塗装する際の施工業者選び

外壁塗装や屋根塗装をはじめ、お家のメンテナンスには、高額な費用がかかります。そのため、複数箇所を同時に施工する場合は、より費用が高額になるため、業者選びも慎重に行う必要があります。また、費用面だけでなく、適切な工事を実施してくれるかどうかも業者選びの段階での見極めが重要なポイントです。

業者の実績と信頼性

塗装を依頼する業者を見極めるには、ホームページなどで実績を確認するのがおすすめです。単純に施工数が豊富なだけでなく、自身の家と同じような条件での実績が豊富であれば、より適した施工を提案してもらったり、仕上がりに満足できたりする可能性もあります。

 

また、実績が豊富であれば信頼性も高まり、安心して依頼することもできるでしょう。

見積もりの比較ポイント

外壁塗装のみの工事か、屋根との同時施工かどうかに関わらず、業者選定する際には、候補の業者を複数ピックアップして、相見積もりを取るのがよいでしょう。複数の見積もりを取ることで、価格差を比較するだけでなく、必要な工程とそうでない工程の見極めができ、適切な工事をしてくれるかどうか見極めることができます。

 

一方で、見積書に作業ごとの単価記載がなく「一式」とまとめて金額記載がされている場合は、注意が必要です。後から「〇〇の追加工事が必要になったため、追加費用が発生します」と言われたり、必要であるはずの作業が省略されていたりして、トラブルになる可能性もあるため、必ず実施される作業工程の詳細まで確認するようにしましょう。

保証内容の確認方法

塗装工事では、どれだけ丁寧に作業しても、施工後にトラブルが発覚するケースもあります。基本的に工事直後に発覚した場合は、業者の保証で対応してもらえますが、対応できるかどうかは保証内容によって異なります。保証で対応できない場合は、有償対応となるため、依頼前に保証内容をチェックしておきましょう。

 

保証内容を確認するには、直接業者の担当者へ聞く方法もありますが、業者から発行される保証書でも確認ができます。保証書は、保証期間や対象の範囲、免責事項などが記載されているため、受け取り後に内容を確認し、施工完了後にもきちんと保管しておいてください。

アフターサービスの充実度

多くの塗装業者が保証内容を設けていますが、その内容は業者によってさまざまです。アフターサービスが充実していれば、その分もしものときにも安心できるため、アフターサービスがどれくらい充実しているかも業者選びでポイントになります。

口コミや評判のチェック

業者のホームページを見たり、見積もりを見て詳細を聞いたりするだけでなく、第三者の意見として口コミや評判をチェックするのも見極めに重要なポイントといえるでしょう。

 

仕上がりの満足度だけでなく、業者とのやり取りで困ったことがなかったか、トラブル発生時の対応は満足であったかなどを口コミでチェックしてみましょう。

 

外壁と屋根塗装の同時施工後のメンテナンス方法

外壁と屋根の塗装工事が完了した後も、お家の状態をより良く保つためには、メンテナンスが欠かせません。自身で行えるメンテナンスなどを解説します。

定期的な点検の重要性

外壁や屋根の塗装は10〜15年程度に一度実施するのが推奨されていますが、天候や立地条件によって劣化の進行具合は変わります。定期的に点検し、劣化や破損を見つけたら、早めに修復しておくことで、大きなトラブルを未然に防げます。

簡単なセルフメンテナンス方法

外壁や屋根の劣化具合を見極めるには、業者へ相談して診断してもらうのが、確実な方法ですが、日頃からセルフメンテナンスしたり、点検したりしておくのもよいでしょう。

 

汚れがある場合は、水を流して汚れを落とし、それでも落ちない場合は柔らかい布やブラシで優しくこすり洗いをします。また、目視チェックで外壁にひび、割れ、剥がれ、浮きなどがないかもチェックしておいてください。

プロに依頼するタイミング

劣化具合のチェックや再塗装の依頼のタイミングは、以下を参考にしてみてください。

■前回の塗装から10年ほど経過した

外壁や屋根の塗料の耐用年数は、メーカや種類によって異なりますが、10〜15年程度が一般的です。しかし、劣化具合は状況によって変わるため、前回の塗装から10年経った頃に一度業者へ相談してみるとよいでしょう。

■色褪せや防水機能の劣化が気になり出した

外壁に色褪せがみられる場合は、紫外線などの影響を受けて、塗膜が劣化することなどが挙げられます。塗膜が劣化してしまうと、外壁表面の防水機能が低下し、そこから雨水が浸入する恐れがあるため、外壁の色褪せをはじめ塗料や防水機能の劣化が気になり出したら早めに相談しましょう。

 

外壁塗装と屋根塗装の費用相場

外壁塗装と屋根塗装に必要な費用は、塗装面積や使用する塗料によって変動します。費用の目安として、一般的な2階建ての戸建住宅(30〜40坪程度)で施工する場合の費用を紹介します。

【外壁塗装のみの費用相場】

60〜120万円程度

【屋根塗装のみの費用相場】

30〜70万円程度

【同時施工する場合の費用相場】

80〜140万円程度

 

外壁塗装と屋根塗装の費用を節約する方法

塗装工事は、外壁と屋根を同時に行うことで、費用節約につながることを解説してきました。そのほかの方法でも費用を節約できるため、目的に応じた節約を検討してみましょう。

 

例えば、なるべく塗装工事の頻度を減らし、トータルコストだけでなく、手間を減らしたい場合には、耐用年数が長く高品質の塗料で施工するのがおすすめです。ただし、1回の工事費用はその分高額になるため、1回の費用を抑えたい場合には、選ぶ塗料を必要最低限の品質に止めるのもよいでしょう。

 

外壁と屋根塗装の施工事例

最後に、当社で実施した外壁と屋根塗装の施工事例をいくつかご紹介します。

関市で外壁塗装とベランダ防水、屋根漆喰工事を行いました

https://www.p-miwa.co.jp/sekou/128465.html

before after
  • 施工エリア:関市
  • リフォーム内容:外壁塗装、ベランダ防水、屋根漆喰工事
  • リフォーム期間:45日間

劣化した外壁には、藻が発生しており、タイルの継ぎ目であるシーリングにはひびが入っていました。壁面を高圧洗浄でしっかりきれいにした後、補修してから塗装し直して、耐久性を高めました。また、外壁のほかにも付帯部分や瓦屋根の漆喰も同時に施工し、トータルコストを抑えています。

 

郡上市で三井ホームの住宅の外壁塗装をしました

https://www.p-miwa.co.jp/sekou/128183.html

before after
  • 施工エリア:郡上市
  • リフォーム内容:外壁塗装
  • リフォーム期間:27日間

経年劣化が進んだ外壁は、コケやカビも発生していたため、高圧洗浄をしたあとに古い塗膜を丁寧に取り除き、補修してから塗装しました。外壁だけでなく、付帯部分の状態も細かくチェックして必要な補修をしたことで、トラブルを未然に防ぐための処置を施しています。

 

関市内で外壁の塗装工事・ベランダ防水工事が完了しました

https://www.p-miwa.co.jp/sekou/128344.html

before after
  • 施工エリア:関市
  • リフォーム内容:外壁塗装、ベランダ防水
  • リフォーム期間:39日間

外壁の塗膜が劣化すると、触ったときに手に白い粉が付くチョーキングと呼ばれる現象がみられるようになります。こちらのお家でもチョーキング現象がみられるほか、藻が発生したりしていたため、必要な補修をしてから丁寧に塗装しました。

 

外壁塗装で組んだ足場を利用して付帯部分の補修をするだけでなく、防水機能の低下したベランダにも防水工事を実施しました。

 

まとめ

外壁塗装は、塗装に使用されている塗料の耐用年数を踏まえて、10〜15年に一度塗り直しが必要です。工事では、高所に対応するため足場を組みますが、足場代も高額になるため、同時に足場が必要な屋根塗装工事を実施すれば、トータルコストが抑えられます。

 

岐阜県関市にある三輪塗装では、外壁・屋根塗装だけでなく屋根カバー工法などの外装リフォーム、キッチンリフォームなどの内装リフォームも承っております。岐阜県関市でリフォームをお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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