外壁塗装はペットに大丈夫?臭いの影響やストレス軽減の方法を解説

公開日:2025.3.28 最終更新日:2025.3.28

「外壁塗装中はペットを一時的に避難させた方がいい?」 

「ペットに優しい塗料があるか知りたい」 

「工事中にストレスを抱えないか不安」

 

あなたは、このようなお悩みをお持ちではないですか?

 

ペットがいても外壁塗装は行えますが、塗料の臭いや騒音、業者の出入りはペットにとって大きなストレスになります。なぜなら、ペットは環境の変化にとても敏感だからです。特に犬や猫は、いつもと違う環境になると、ストレスを感じやすくなります。

 

そのため、塗装工事前は事前の対策が必要不可欠と言えます。ですが、ペットへの負担を少しでも減らしたいけれど、どう対策をしたらいいかわからない方も多いと思います。

 

そこで本記事では、外壁塗装がペットに与える影響や塗装前、塗装中の対策について解説していきます。大切な家族であるペットを守るために、ぜひ参考にしてみてください。

 

外壁塗装はペットがいても大丈夫だが対策が必要

外壁塗装はペットがいても行えますが、ストレスを軽くするために対策が必要です。なぜなら、外壁塗装中の環境は、ペットにとってストレスを感じやすいからです。動物は環境の変化に敏感なため、少しの変化が体調不良に繋がります。

 

主に、以下のような点がストレスを与える可能性があります。

 

  • 塗料の臭い
  • 換気不足
  • エアコンが使用できない
  • 工事の音による騒音
  • 作業員の出入り

外壁塗装の臭いがペットに与える影響

外壁塗装で使われる塗料の臭いは、シンナーに含まれている「揮発性有機化合物」が主な原因です。揮発性有機化合物とは、わかりやすく言うと、空気中にすぐに飛んでいく「臭いの元」になる成分です。塗料を混ぜる際にシンナーなどの有機溶剤を使用するため、塗装後に独特な臭いが発生します。

 

ペットは人間よりも嗅覚が優れているため、ほんの少しの臭いでもストレスを感じやすいです。揮発性有機化合物は人間にも有害とされているため、体の小さなペットにはその影響がさらに大きくなることが考えられます。

 

塗料の臭いによるペットの影響は、主に以下のものがあります。

 

  • 食欲がなくなる
  • 吐き気
  • 落ち着きがなくなる
  • 隠れて出てこなくなる
  • 呼吸が荒くなる

 

外壁塗装を行っている際に、普段と違う行動を取っていたら要注意です。いつもより食欲が落ちていたり、落ち着きがなくなるような症状がみられる場合は、臭いによる影響が考えられます。健康状態がいつもと違うなと感じたら、早めの対策を考えましょう。

換気不足

空気の循環が悪くなると、室内の温度が上がったり、空気がこもったりするとペットはストレスを感じやすくなります。

 

外壁塗装中は塗料の臭いが室内に入らないよう、窓を閉め切って作業を行います。そのため、窓を開けての室内の換気が十分に行えず、空気がこもりやすくなります。さらに、テープやビニールシートを使って窓の養生も行うため、工事中は窓の開け閉めができません。

 

温度や湿度が上昇する環境は、ペットにとって大きなストレスとなります。事前に業者と相談して、換気が可能なタイミングや方法を確認することが大切です。

エアコンが使用できない

外壁塗装の際には、足場の設置や養生シートの取り付けによって、エアコンが一時的に使用できなくなる場合があります。エアコンが使えないと、室内の温度調整が難しくなります。

 

夏や冬の時期の外壁塗装は、注意が必要です。なぜなら、夏の暑さや冬の寒さは、ペットにとって大きな負担になるからです。工事前には、エアコンの使用が可能かどうか確認し、室外機の養生方法も工夫する必要があります。

作業員の出入り

作業員の出入りがペットのストレスになる理由は、見知らぬ人への警戒心が強いからです。特に、犬や猫は強い縄張り意識を持っています。作業員が頻繁に出入りすると、「自分の縄張りが侵されている」と感じて警戒心が高まります。

 

ペットにとって、知らない人が毎日家に出入りしている状態は、あなたの家の前に知らない誰かが常にうろついているような感覚に近いです。普段接したことがない作業員がいると、環境の変化からストレスを感じやすくなります。

 

工事のスケジュールを事前に確認し、作業員の出入りが多い時間帯は、ペットを別室に避難させるのも良いでしょう。

工事の音による騒音

ペットは人間よりも聴覚が鋭く、小さな音にも反応しやすいです。たとえば、犬は人間の4倍の聴力を持っているため、高圧洗浄機の音や足場を組む金属音が、人間よりも大きく聞こえています。

 

普段静かな場所で過ごしているペットにとって、工事中の騒音は大きなストレスになります。いつもより吠えるようになったり、落ち着きがなくなったりした場合は、ストレスを感じているサインかもしれません。

 

ストレスを感じたペットは安全な場所を探そうとしますが、家中から工事の音が聞こえるため、「安全な場所」が見つけにくいです。この逃げ場のない状況も、ストレスの原因となります。

 

外壁塗装の契約前にできるペットを守るための対策

業者選びでは、ペットを飼っているご家庭での施工実績があるのか確認してみましょう。契約前にはペットがいることを伝えておくと、業者側もペットへ配慮した対策が取りやすくなります。

ペットに配慮した対応ができる塗装業者を選ぶ

ペットへの影響を最小限にするには、塗装業者の協力が必要です。なぜなら、素人では気づきにくいことに対して、対策や提案が行えるからです。様々な現場を経験したプロだからこそ、ご家庭ごとに合わせた塗装工事が可能になります。とはいえ、どんな塗装業者を選べばいいかわからない方も少なくないでしょう。

 

業者選びの際は、以下の3点を意識してみてください。

 

  • ペットを飼っているご家庭での施工実績がある
  • 口コミや評判が良い
  • 相談の対応が丁寧

 

「ペットにも配慮してくれた」「犬がいても問題なく工事ができた」など、実際に工事を行った方の声は、業者選びの判断材料になります。工事の流れや臭いの影響など、ペットに関する不安にも親身になって聞いてくれる業者なら、安心して工事も任せられるでしょう。

工事前にペットがいること必ず伝える

ペットがいることを事前に伝えておくと、業者側も対応がしやすくなります。騒音対策や塗料の選定、工事のスケジュール調整もしやすくなるため、柔軟な対応に繋がります。

 

伝えておく内容としては、主に以下のとおりです。

 

  • ペットの種類
  • 性格や行動の癖
  • 屋内と屋外どちらの飼育か

 

また、工事中のペットの居場所や避難先も重要です。というのも、騒音や臭いによるストレスを軽くする以外に、脱走のリスクを防ぐためでもあります。

 

工事中は作業員の出入りが多く、玄関や窓の開け閉めも行われるため、ペットが脱走しやすい状況です。「どの部屋にペットを待機させるか」「工事の日だけペットホテルを使う」など、業者側とあらかじめ相談をしておきましょう。

犬や猫への影響が少ない塗料を選ぶ

犬や猫などのペットへの影響が少ない塗料は、主に以下の2種類になります。

 

  • 水性塗料
  • 自然塗料

 

こちらの記事で、外壁塗装の塗料について詳しく解説しています。塗料選びの参考になりますので、合わせて読んでみてください。

外壁塗装でおすすめの塗料を紹介!選び方や種類を解説

水性塗料

水性塗料は「水」を溶剤として使用しているため、シンナーを使用した油性塗料と比べて臭いが少なく低刺激です。現在の外壁塗装では、ほとんどのケースで水性塗料が使用されています。

 

環境にやさしく、ペットだけでなく、赤ちゃんや小さなお子様がいるご家庭でも安心して使用できます。工事中の臭いが少ないため、近隣トラブルも起こりにくいというメリットもあります。近年の技術開発によって、水性塗料の耐久性や価格は油性塗料との大きな差がなくなってきました。外壁塗装にも十分に対応できるため、迷ったときの選択肢になります。

自然塗料

自然塗料は、柿渋や亜麻仁油などの自然由来の成分を原料にしています。室内用が多くありましたが、近年では外壁用の塗料も登場しています。主に、木材の外壁に使用されることが多いです。

 

自然塗料は化学物質や合成樹脂が少なく、アレルギーを持つペットへの対策に有効とされています。ペットのアレルギーに配慮したい方には、自然塗料を選ぶのも良いでしょう。ただし、一般的な塗料と比べると価格は高く、耐久性が劣る場合があるため、定期的なメンテナンスが必要です。

 

外壁塗装中にペットのストレスを軽減する方法

塗装工事中は、ペットをできる限り工事の現場から離してあげましょう。ペットと一緒に外出したり、ペットホテルを利用したりなど、物理的に距離を取ることでストレス軽減に繋がります。

ペットだけを残しての外出は控える

ペットは外壁塗装中、普段と違う環境に対して、不安を感じやすくなります。塗料の臭いや騒音に加え、飼い主がいないと不安が倍増してしまいます。できる限り、工事中はペットだけを家に残して外出することは避けましょう。ストレスによって食欲が落ちたり、落ち着きがなくなったりなど、普段とは違う行動を取っていたら注意が必要です。

 

どうしても外出が必要な場合は、短時間にとどめていただき、帰宅したらペットの様子に異常がないか確認をしましょう。もし、長時間の外出になる際は、臭いが届きにくく、静かに過ごせる場所を作ってあげてください。

工事中は一緒に外出する

ペットを残しての外出が不安な場合は、工事が行われている時間帯に一緒に外出するのも有効です。家の中にいても、音や臭いを完全に避けることはできないため、物理的にその場から離れることが最も確実です。

 

工事中の騒音や塗料の臭いから遠ざけられ、飼い主と一緒にいられるので、ペットにとっても安心と言えます。ペットと入れるカフェや公園でゆっくり過ごしたり、車で静かな場所までドライブしたりするのも良いでしょう。ですが、毎日一緒に外出するのは、飼い主側への負担になってしまいます。できる範囲でかまわないので、ペットが安心できる時間を確保することを心掛けましょう。

ペットホテルを活用する

工事が長期間になる場合は、ペットホテルの活用も検討しましょう。工事の環境から完全に離れられるため、ペットのストレスも少なくなります。「ずっと見てあげるのは難しい」「外出したいけどペットだけ残すのは不安」という方に、ペットホテルはおすすめです。

 

ペットホテルを選ぶ際のポイントは、以下のとおりになります。

 

  • 清潔で衛生管理が行き届ている
  • スタッフの対応が丁寧
  • ケアサービスが充実している
  • 口コミや評判が良い
  • 動物病院と提携している

 

初めてペットホテルを利用する場合は、いきなり長期間の預け入れではなく、半日〜1日程度のお試し利用から始めると良いでしょう。

 

施工事例

ここからは、三輪塗装で対応させていただいた外壁塗装の施工事例をご紹介いたします。

関市で塗り替え工事とベランダ改修工事を行いました

https://www.p-miwa.co.jp/sekou/127911.html

before after
  • 施工エリア:岐阜県関市
  • 施工内容:外壁塗装
  • 施工期間:29日間

 

外壁には、塗り替えの目安となる「チョーキング現象」が発生しています。汚れも目立ち、塗装の退色も進行しています。また、ベランダの劣化も進んでいたため、今回は外壁塗装とあわせて、ベランダの改修工事も行いました。

 

工事は作業を安全に行うために、まずは足場の設置から始めました。足場の設置後は、高圧洗浄で外壁の汚れを丁寧に洗い流していきます。その後、外壁塗装の下塗りを1回、上塗りを2回行いました。

 

ベランダの板金工事は、解体作業から開始します。サイディングを撤去した後、鋼板を取り付けるための下地となる「胴縁」を設置します。鋼板を取り付けたら、ベランダ工事は完了です。外壁の色を一新したことで、工事前は違う印象になり、綺麗な外観に仕上がりました。

美濃加茂市 積水ハウスの住宅の塗り替えを行いました

https://www.p-miwa.co.jp/sekou/127228.html

before after
  • 施工エリア:岐阜県美濃加茂市
  • 施工内容:外壁塗装
  • 施工期間:44日間

 

外壁には、チョーキング現象やシーリングのひび割れが見られました。また、堅桶や屋根の破風などの退色も進行しています。

 

まずは、足場の設置を行い、高圧洗浄で外壁全体を綺麗にしていきます。シーリング工事では、既存のシーリングを撤去してから、プライマーを塗布します。プライマーの塗布後に新しいシーリングを充填します。

 

次に、外壁塗装では下塗りと上塗りをしていきます。外壁塗装を綺麗に仕上げるために、上塗りを2回行いました。堅桶や破風などの付帯部分も、同時に塗装をします。工事前と比べると、汚れがなくなり、劣化があったとは思えないほど綺麗になりました。

岐阜市において窯業系サイディングの外壁を塗装しました 

https://www.p-miwa.co.jp/sekou/127768.html

before after
  • 施工エリア:岐阜県岐阜市
  • 施工内容:外壁塗装
  • 施工期間:27日間

 

こちらの住宅では、シーリングや外壁にひび割れが発生し、外壁全体の劣化が目立っています。ウッドデッキの塗装も退色していたため、シーリング工事と外壁塗装、ウッドデッキの塗装工事を行いました。

 

足場を設置後、高圧洗浄で汚れを洗い流します。シーリング工事では、既存のシーリングを撤去し、プライマーを塗布した後に新しいシーリングを充填します。

 

次に、外壁塗装では下塗りを1回、上塗りを2回行いました。ウッドデッキの塗装前には、古くなった部分の補修をします。ウッドデッキの補修後に、塗装を行い工事は完了です。ツートンカラーでスタイリッシュな印象になり、ウッドデッキが良いアクセントになっています。

 

まとめ

本記事では、外壁塗装がペットに与える影響について解説しました。ペットを飼っているご家庭でも、外壁塗装は行えますが対策が必要です。犬や猫などの動物は、人間より嗅覚や聴覚が優れているため、外壁塗装の臭いや工事の騒音がストレスになります。工事中は作業員の出入りも多くなり、普段とは違った環境に対して、ペットは不安を感じやすいです。

 

ペットへの影響が少ない塗料を選んだり、工事中は一緒に外出するなどの対策を取ることで、ストレスを最小限に抑えられます。体調に異変がないかの確認もあわせて行うようにしましょう。

 

三輪塗装では、住まいの外壁塗装、外壁リフォームの診断や見積もり、相談を無料でお受けいたします。お電話やWEBでご予約できますので、お気軽にお問い合わせください。

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